Oゲージ物語03
Oゲージ物語~あたらしい試み
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塗装は塗り分けもなくつや消しの黒一色なのと車体が大きいので市販の缶スプレーで充分綺麗に仕上がる。最近では黒のサーフェーサースプレーまであるので驚きである。ただアクリル部分は食いつきをよくするため先にプライマーを塗布した。ちなみに作例はタミヤのTS-63 NATOブラックを使用してみた。すこし緑がかったつや消しの黒がちょっと気に入っている。
レタリングはインレタ作るほどでもなく困ったが、レーザーでマスキング型紙を抜いて塗装で表現することにした。そのため一部の数字しか使えない(笑)さらに社紋や細かい表記は思い切って省略した。
ワフの車掌室内にはLEDで照明できるよう取り付け穴をあけてある。電源は交流を整流するのが面倒なので(というより集電ブラシが嫌なので)貨物室内に電池ボックスを搭載する予定。ここまできて車掌室内を室内色に塗るのを忘れどうするか思案中。おかげで照明搭載はしばらく先になりそう。
これでなんとか列車として形になったわけで感慨もひとしおである。
次は無蓋車だとか混合列車にしたいとか夢は膨らむばかり。毎日我が家のエンドレスを元気に走らせては悦に入っている。意識はすでに40数年前に。傍から見たらさぞ気持ち悪いだろうなぁ(笑)
ちなみにOゲージに関するパーツは「はぐるまや模型店」さんで復刻生産されているものもあります。
ここまで長々と稚出な文章におつきあいいただきありがとうございました。木造ワフの誕生話をブログ風に紹介させていただきましたが(実話です)車両設計時のデータを活用して少量ですがキット化させていただきました。
このジャンルの車両ゆえ需要があるかどうか未知数ですし利益も見込めませんが、夢を追いかけるという意味で少しでも同じ思いの方のお役に立てればと思います。